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【クロスボーダーをまたぐ日常】鉄道編第5話 ― 車掌という存在
2025.12.15
日本の列車では、車掌の姿はどこか背景に溶け込んでいます。
一方、アムトラックの車掌は、かなり存在感があります。
検札のときには冗談を交え、乗客に声をかけ、時には簡単な案内役にもなる。
運賃の管理だけでなく、車内の秩序を“人”で保っている印象です。
改札がなく、出入口も自由。
その分、最後に頼れるのは“システム”ではなく、車掌という“人間”なのだと思わされます。
日本では仕組みが前に出て、アメリカでは人が前に出る。
どちらが優れているという話ではなく、守り方が違うだけなのでしょう。
鉄道ひとつとっても、その国が「何を信じているか」を垣間見ることができると思います。