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お米をもっと食べよう!
2025.08.24
昨年から自然栽培のお米(農薬・除草剤・肥料不使用)を購入しはじめ、今年も待ちに待った新米が届きました。炊きたての香りだけで幸せになれるのは、日本人の特権かもしれません。
さて今日は、全国の自然栽培米農家さんが参加するNPO主催のトークショーへ。登壇されたのは、テレビでもコメ問題でおなじみの東京大学特任教授・鈴木宣弘さん。ちなみに、設立3年目のこの団体は「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんのアドバイスも受けて、無農薬米づくりを成功させたという、まさに“奇跡の団体”です。
鈴木さんはテレビで見るよりもずっと気さく。しかもユーモア満載で、時折ブラックジョークも交えつつ、テレビでは言えない裏話をバッサバッサと切っていく姿は、まるで“稲刈り機”のようでした。
なかでも衝撃的だったのは、戦後『米を食べると馬鹿になる』という本が(高額報酬を受け)慶応大学教授によって出版されていたという話。もちろん科学的根拠はゼロ。米国の小麦を日本に売り込むためのプロパガンダだったそうです。
鈴木さん曰く――
「アメリカは日本を余剰農産物の処分場にして、胃袋から属国化しようとしたんですよ」
…なるほど。どうりで私たちがパンばかり食べるようになったわけですね。
そしてうれしいニュースも!
佐賀県の自然栽培農家さんが、無農薬米から直接パンを作る画期的な方法を開発。この秋から冷凍パンとして全国販売するそうです。トーストでこんがり焼くとおにぎりに近い食感もあるとか。販売開始されれば早速注文することにしました。これまでの米粉パンと違って、酸化しにくいのがポイント。お米の逆襲がついに始まるかも? やっぱり日本人の主食はご飯。
「パンもいいけど、やっぱり米だね!」と子供や孫達に胸を張って言える未来のために、無農薬米をしっかり食べて、食料自給率もアップさせていきたいものです。