
米国知財便り
USPTO、PTABのIPR手続きに関する規則案(NPRM)を公表
2025.10.17
米国特許商標庁(USPTO)は10月17日、特許に対する繰り返し異議申立てを制限する規則案(Notice of Proposed Rulemaking:NPRM)を発表しました。目的は、IPR手続きの公正性・効率性・予測可能性の向上です。2025-19580.pdf
提案されている主な内容は以下の通りです:
・ IPR申立人は、他の場で35 U.S.C. §§ 102または103に基づく無効主張を追及しない旨を合意すること。
・ 特許性や有効性が既に判断されている場合、または他の手続きで先に判断される可能性がある場合は、IPRを開始しない。
・ 例外的状況がある場合のみ、過去の判断にかかわらずIPRを開始可能。
コメント締切: 2025年11月17日
提出先: www.regulations.gov